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第十一話⑤  ※※※ 

作者: 三木猫
last update 最終更新日: 2025-12-25 10:55:48

昨日は大変でした。

事件の後片付けでママ達は引っ張り凧状態で。

私達子供は、帰る様に言われたんだけど、この状況で子供だけ帰宅?しかも、家が狙われる可能性もあるよね?

だけど大人達は後片付けがある。

結果、皆で白鳥家に帰宅する事になりました。護衛の代わりに金山さんと、樹先輩の執事で尚且つ金山さんの長年のライバルである銀川さんがついてくれて。

客室を全て解放して、お風呂も準備して、疲れMAXな私達は直ぐに眠りに着いた。

で、爆睡した私は今こうして棗お兄ちゃんの横で二度寝しようかどうしようか考えてる最中であります。

棗お兄ちゃんも爆睡中で起こすのも躊躇ってしまう。

ふみ~…どうしようかな。

でも、朝ご飯、皆食べたいよね?うん。ご飯の準備しよう。

起こさないようにそっと抜け出し、部屋に戻って手早く着替えて、洗面所へ行き身だしなみを整えてリビングに入る。

キッチンへ行って材料を覗く。

そう言えば大晦日に皆で作ったお餅があったな。うん。お雑煮にしようっ!ちょっと邪道かもだけど具を一杯いれて。

私はお汁粉にしようかな。

鍋を二つ用意してテキパキと準備を進める。あぁ、そうだ。洗濯機も回さなきゃ。

材料を切って、鍋に水を入れて下準備を終えたら、洗面所へ走り洗濯機を回す。

そのままキッチンへ戻って料理を続ける。

後はお餅を入れるだけの状態になると、リビングのドアが開けられて、そこには樹先輩が立っていた。

「先輩、部屋が冷えるので閉めてください」

キッチンから言うと、私の姿に一瞬驚きながらもドアを閉めてキッチンの向かい、カウンター席からこちらを覗き込んでいった。

「何してるんだ?」

「朝ご飯の準備ですが?」

「お前がか?」

「そうですよ?私がこの家の家事を全てやってます」

ちょっと、その嘘だろって顔はどういう意味?

そんな事も出来なさそうに見える訳?…いや、違うか。小学生がここまで料理出来るって普通思わないよね。

いけないいけない。つい自分が小学生だって事を忘れそうになる。

……ここまで来たら今更か。

「樹先輩はお雑煮とお汁粉どっちがいいですか?」

「甘い物は苦手だ」

「あ、じゃあお雑煮にしますね」

お餅何個あれば足りるかな~…。これだと別に煮込んでお餅を用意してた方がいいかもしれない。

私はつい面倒で鍋に突っ込んじゃう
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